私的「Imitation Rain」のかみ砕き方
ーーー「Imitation Rain」はSixTONEにとっての「あなたなしでは生きてゆけない」になるのではないかという話を聞いて欲しい。
SixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」の初披露から数日。YOSHIKIさんからの楽曲提供ということもあり、各界隈、人それぞれ様々な反応がありましたね。私も、学生時代にバンギャの端くれをしてたのでYOSHIKIさんの偉大さに関しては重々承知しております。ですが、いかんせんそれを語るには知識が乏し過ぎる。そこに関しては運命共同体*1の方々がたくさんの愛を持って考察してくださっていますのでそちらを楽しんでいただくとして(一つ一つが深くて面白いです。)私は私の知識の中で…つまるところ「Imitation Rain」をハロヲタ的観点からかみ砕いていきたいなと思います。
※「考察」なんて大それたものではないのであえて「かみ砕く」という表現を使っています。
※そしてこれはあくまで「私の」感想であってハロヲタの総意ではないということをご理解いただき、トチ狂ったヲタクがなんか言ってんな~くらいのスタンスで読んでほしい。おねがい!
「あなたなしでは生きてゆけない」って
ど~ゆ~意味~♪ what do you mean~~♪
「Imitation Rain」はSixTONEにとっての「あなたなしでは生きてゆけない」になるのではないかという話をするにあたって、まず少しだけ説明させてください。
「あなたなしでは生きてゆけない」(通称:あななし)はハロプロに所属していたBerryz工房のデビュー曲です。(ももちのいたグループと言えばわかる人がいるかも。)
MVを見ていただければわかると思うんですが、ちょ〜子ども。当時全員小学生でした。平均年齢10.7歳の彼女たちが「恋の終幕って見えない」とか「一度や二度キッスしたくらいで浮かれている自分が怖い」って歌ってるんですよ。
当初「デビュー曲向きじゃない」「小学生らしくない」とか「ほぼつんく♂じゃんw*2」みたいなまぁ賛否両論ありました。
そう、Imitation Rain披露後のTLを見ていて「あ…この感じ…」って思ったんです。だってハロヲタだから。あななしが世間に出始めたときの反応と似てるなぁって。
そんなデビュー曲と彼女たちについてつんく♂さんはこうコメントしていました。
さまざまなイベントやライブを先輩たちと共演していく中で、育まれていった、その強烈な音楽感性には目を見張るものがあります。
はっきり言って、彼女たちのデビューのハードルを、かなり高めに設定しました。だって、普通の新人とは意味が違うからです。
Imitation Rainを作ったのはYOSHIKIさんですが、このつんく♂さんのコメントって割とまんまSixTONESにも重なるのでは???という兼ヲタお得意のこじつけ。
彼らは全員成人で歴も長い。「普通の新人」とは違うよね、そうだよね。それにImitation Rainってどう考えてもめちゃくちゃハードル高いじゃないですか。YOSHIKIさんという存在も含め。
YOSHIKIさんが引き受けてくださったときのコメントも踏まえて、つんく♂さんがBerryz工房に期待したように、YOSHIKIさんがSixTONESの音楽性、将来性に期待してくださってるのかな?なんて想像して嬉しく思ったりしました。
デビュー曲の歌詞が指し示すもの
「あななし」についてつんく♂さんはこうヒントを出しています。
「あなた=音楽」と解釈して聴いて見てください。
「あなた=音楽」
「あなた(音楽)なしでは生きてゆけない」というテーマの元「一生あなた(音楽)の事 愛したい」と彼女たちに歌わせてたわけです。恋の曲だと思って聴いていた時と少し歌詞の印象が変わりますよね?それでもただのファンである私からしたら当時は曲調含め、やはりデビュー1発目にしては難しい曲なのでは、と思いましたけど…。
いろんな方の考察を読んでいて強く感じる「Imitation Rain」(を含むYOSHIKIさんの楽曲)において「紅」や「雨」がとても大切なワードだということ。熱狂的なファンの方々じゃなくてもイメージの強いこのワードをSixTONESにあててくださったこと。YOSHIKIさんのどんな思いが込められているんだろう、なんて。
賛否両論あったデビュー曲の10年後
どうなったのか。
歌唱メン・ダンスメンは着実にスキルを伸ばし、バラエティで活躍する子*3や身長180㎝を超え物理的に成長した子も。憧れの先輩として後輩からも名前が挙がるように。
「ハロプロのラスボス」「立ってるだけで敵が逃げていく」とファンに言われる程はちゃめちゃに強そうで自他共に認める超個性派集団に成長したBerryz工房。
そして迎えた10周年『〜やっぱりあなたなしでは生きてゆけない〜』というサブタイトルを提げた武道館での記念コンサート。1曲目が「あななし」でした。
間奏では当時と今の映像に合わせてソロダンスリレー。10年間のアー写が走馬灯のように流れ、それぞれがメンバーカラーに照らされた間奏明け、壮大にアレンジされた大ラスサビへ。
https://youtu.be/yKRSD7fGI6s?t=560
↑秒数指定してます。最初の15秒だけでもいいから見て!!!
「運命はここにあったわ」
「思い出を更新したい EVERYDAY」
「一生”あなた”の事 愛したい」
エモさ爆発。
「やっと完成した」「この曲の完成形を見た」
ネットでもファンたちのそんな感想で溢れていました。
…これなんじゃないか?
SixTONESのImitation Rainってこういう可能性を秘めた曲なんじゃないか?
そんなことを思ったんです私。
まだ一回しか、しかもフルサイズもまだ公開されていないこのタイミングでいろいろな「らしくない」を付けるにはあまりにももったいないんじゃないかって。
だって私、Imitation Rainのライブ初披露がどうなるかはわからないけど、今よりはちゃめちゃに強くなった未来のSixTONESがめちゃくちゃデカい箱でImitation Rainを歌う姿は想像できてしまったんだもん。
「いつかはたどり着くよ 夢の世界に」
SixTONESがいつかたどり着くであろう夢の世界で、私はこの曲を聴きたいなと思いました。
そしてきょもちゃん誕生日おめでとう!
特にシメはないよ。
\ガチャッ!(慎太郎がドアを閉める絵文字)/